葬儀後に遺族が片づけるべきこといろいろ

葬儀が終わっても、遺族には色々とすべきことがあります。まずはお世話になった方への挨拶回り。直接出向くことができない場合はお礼状を出すようにします。家族葬などを選択して故人が亡くなったことを知らせていなかった場合は、死亡通知を送りましょう。これらは7日くらいを目安に終わらせるようにします。

故人に関わる事務手続きも必要です。電気、ガス、水道などのインフラ、保険、クレジットカードや携帯電話と、解約や名義変更が必要なものが大量にあります。故人が受け取っていた年金の停止手続きは、死後14日以内に済ませるようにしてください。また、相続に関する手続きも期限が決められていますので気をつけてください。自分たちで全て行うのは大変ではありますが、一つずつ片づけていきましょう。最近では葬儀後の手続きのサポートを行ってくれるこちらのような葬儀会社もあるので、そういった葬儀会社を事前に選んでおけば、大幅に手間が省けます。

香典返しは四十九日法要までに済ませておきましょう。四十九日法要は、死後49日を過ぎないように行います。親族や近親者で行いますが、参会者には引き出物と四十九日忌の挨拶状を用意しておきます。故人の死後一年で一周忌法要を行います。一周忌法要が終わって、ようやく落ち着くといったところでしょうか。納骨は「火葬埋葬許可証」があればいつでもできますので、気持ちに区切りが付いた頃に行って構いません。一周忌や三回忌に合わせて納骨する方が多いようです。

このように、遺族にはすべきことが沢山あります。前もって頭に入れておくと、いざというときに慌てなくてよくなります。