お彼岸とは、太陽が真東から昇り真西に沈み昼と夜の長さが同じになる春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間のことで、この期間にご先祖様の供養をする事で極楽浄土へ行くことが出来ると考えられています。お彼岸を迎える準備として、お仏壇の掃除や供花やお供えの容易をしておくことです。
お彼岸当日は、家族そろってお墓参りに行きましょう。家族そろって行うことで代々ご先祖様を守っていくという気持ちが受け継がれていくものです。もしも、お墓がある場所が寺院であれば、参る前に本堂でお参りを済ませ、住職などに挨拶をしてから先祖代々のお墓に向かいましょう。
お墓ではまず掃除からはじめます。お墓の周りに雑草やゴミがあるとご先祖様に失礼です。お墓が遠くてあまりお参りに来れないという場合は、お彼岸の時がしっかり心を込めて墓石を綺麗にするいい機会ですので丁寧な掃除を心掛けましょう。
掃除の後は、先行や供花、お供え物をお墓に供えてお参りです。水鉢の水を綺麗なものに取り換えるのを忘れないように気をつけましょう。もしも、お供え物が果物など食べ物の場合は、直接お墓に置かず、二つ折りした半紙の上に置くようにします。折角のお供えですが、食べ物はそのまま置いていくと墓石が汚れたり烏などに食い散らかされてしまうので、お参りの後は持ち帰ることも忘れないようにしましょう。